2015/10/050 Shares

ストレスMAXのあなたへ!カタルシスは心の平穏を取り戻すために必須です

namida

ストレス社会を生きている人々は様々な刺激を受けているため日々疲れていると思います。あなたも、ヘトヘトになりながら眠りつく日々ではありませんか?

嫌味の絶えない上司に、理解のない取引相手、自分を分かってくれない交際相手に、将来の不安。いやぁもうストレスだらけ。

伴侶が居たってストレスは減りません。家事をしてくれない旦那に、いう事を聞かない腕白な我が子。さらにはママ友にも気を使い、お姑さんとは上手くいかない。

そんな世界で生きていればストレスはたまるのはしょうがないこと。うまく発散させながらリセットしないと毎日がつまらなくなってしまいますね。

あなたはどれくらいのストレス発散方法をお持ちですか?カラオケ?ケーキバイキング?旅行?ショッピング?結構ありますよね。

そんな中で今回ご紹介したいのはカタルシスという物を使ったストレス発散方法!

簡単に言えば演劇や舞台、映画やコンサートを見ることでのストレス発散方法です

少しでもあなたのストレスが発散できるようカタルシスの原理を知り、自分なりのストレス発散方法を開発しちゃってください!

 

カタルシスについて

言葉の意味

言葉だけ「カタルシス」と言われても良くわかりませんよね。実はこの言葉、ギリシャ語なのです。ギリシャ語で「排泄」、「浄化」を意味するこの言葉は演劇界と精神医学会で使われるようになり「心の浄化作用」として使われるようになりました。

今では語源となる生理的な作用の「排泄」、「浄化」などではこの言葉は使われることはないそうです。

カタルシスって誰が言い出したの?

最初に使ったのは「アリストテレス」

このカタルシス。最初に言いだしたのは、あの有名な「アリストテレス」と言われております。ここで、アリストテレスを知らない方のために簡単に解説をします。

アリストテレスは紀元前384年~322年に生きていた古代ギリシャの哲学者です。ですが哲学者と言ってもただの学者ではありません。彼の師と共に「西洋」最大の哲学者の一人と称されることもある偉大な人物。彼が偉大なのは「万学の祖」とも呼ばれるほどの自然研究の業績があるからです。その類まれなる知性を活かし、アケドニア王アレクサンドロス三世(通称アレクサンドロス大王)という王様の家庭教師をしていた記録も残っています。

このアリストテレスが書いた書籍「詩学」において「カタルシス」登場します。彼は「悲劇が観客の心に怖れと憐れみの感情を呼び起こすことで精神を浄化する効果」と「カタルシス」を説明し演劇学用語として広く伝わりました。

と、言われても良くわかりませんよね。私も理解するまで時間がかかりました。

簡単に言えばギリシャ悲劇が何故人気なのかを考えた結果「カタルシス」という効果があることが分かったという事なのです。観客が負の感情を想起させる演劇(悲劇)を見ることで恐怖と同情など登場人物の心理を疑似体験する事で、自分に閉じ込められていた激しい感情が解放され消える作用(浄化作用)があるというのが「カタルシス」なのです。

そして、このカタルシスというのは楽観的な刺激では到達できない作用を及ぼすとまで言われているのです。

次に使ったのがフロイト

そして、後に精神医学会でもこの「カタルシス」が登場します。

精神医学会で「カタルシス」を持ち出したのはジームント・フロイト(生誕1856年5月6日から死没1939年9月23日)というオーストリアの精神分析学者かつ精神科医の人物。彼の提唱した数々の理論は、現代の精神医学や臨床心理学などの基礎となったものばかり。その影響力は精神医学会だけにとどまらず文学、芸術、人間理解に広く甚大な影響を及ぼしたと言われています。また、精神分析を基調とした哲学の創始者としても有名であり、様々な歴史に名前を残しております。

このフロイトは催眠療法と「悲しい話を聞かせて泣く」を合わせて用いた療法における患者の浄化反応を「カタルシス」と呼びました。精神治療の一環で無意識の中に閉じ込められた感情を外に出して消し去る行為として使われるのです。

これまた、わかりずらいですが「自分を苦しめている感情や体験」を言葉で表したり体で表現する事で表にだし、解消する方法です。

身近で使われている物は「愚痴」ですね。全てを吐き出してしまうとスッキリしますよね?その愚痴を我慢して我慢して言えなくなった人に全部表に出させる作用の事を指します。

カタルシスの効果

心揺さぶられる感動話や人の苦しみを聴き涙を流すことで自分の鬱屈した感情も解放される。言葉だけ聞いても「本当にそんなことあるのか?」と思いますよね。ですが、実は皆さん経験されている事です。

前項でも書きましたが身近な所では「愚痴」というのがこの作用になります。自分の感情を吐き出すことで自分の心が軽くなりますよね?まずこれが解放されるという部分です。

まぁ愚痴を聞いている側は鬱憤がたまりますが、その話は今回置いておきます。

まず、この解放という現象がイメージできるようにすれば自分の中で同様な現象を感じたことがないか考えてみてください。

私はこの作用をカラオケで退官することが出来ます。嫌なことが沢山あって嫌な時、大きな声で歌うカラオケはスッキリしますよね。これは自分の抑圧された感情を言葉で表現したり体で表現する事にあたります。悲しく辛い時は悲しく辛い歌詞の歌って泣きながら熱唱。その後、楽しい歌を歌いながら目一杯歌っていると苦しい感情が消えていきます。

これも精神医学会で言われる「カタルシス」の一つです。

ほら、あなたも経験したことがあるでしょう?

講義の意味では「カタルシス」は様々な場面で感じることが出来るのです。

登山で体を動かし綺麗な景色を見ることで感情が揺さぶられる。その結果、爽快感とリフレッシュを得ることができ悩みなどすっ飛んでしまう経験もそれに当たります。

 

カタルシスを使える場所

ここまでで、アリストテレスが提唱し演劇学会で使われる「カタルシス」とフロイトが提唱し精神医学会で使われる「カタルシス」の療法を理解してもらえたと思います。身近な部分では精神医学会の「カタルシス」の方が分かりやすいですね。ここでは、両方の「カタルシス」を感じれる場所をご紹介します。

舞台・演劇・映画

これはもう定番ですね。アリストテレスが提唱したのは悲劇ですから、最適な物です。ここでアリストテレスが提唱する「カタルシス」感じたいのであれば、やはり悲劇など主人公の苦悩や試練を描いた作品をチョイスする事をお勧めします。これを見ている間はなるたけ、登場人物がどういう心境かを想像しながら鑑賞するのが有効です。疑似体験することにより多少なり苦しい思いをすることもありますが劇が終わったころには、今まで得られたことのない解放感を味わえること間違いなしです。

精神医学会の「カタルシス」を感じる際は、様々なジャンルを選んでもらって構いません。喜劇や漫談、最近はやりの漫画の舞台でもいいですね。その舞台を存分に楽しむことにより感情の揺さぶりが置き、様々な思いが表に出てくるでしょう。それを通じて解放が行われているのでストレスは発散されていきます。

 小説

舞台や映画など実際の劇以外でもこの効果は得られることを忘れてはいけません。それを最大限に感じられるのは小説です。感動する話題作などがいいですね。これはフィクションでもノンフィクションでも構いません。涙できる小説は沢山ございます。

私が今は待っているのは「神様のカルテ」という本です。若手医師の苦悩を描いたこの小説は私のストレス発散として活用させていただいてます。

ここでも感動系や悲劇系は演劇界のカタルシスを得るために効果的です。精神医学会のカタルシスを得るためにはサスペンスや面白話でも大丈夫です。

心を揺さぶられる作品を思う存分楽しんでください。

TV

これは一番簡単に、しかもお金をかけずにできるストレス発散方法です。現在では有名タレントさんの苦悩や挫折をドキュメンタリー番組として放送していることも多いですね。このような番組を感情移入しながら見るのも効果的であります。

またドラマなどもカタルシスを感じれるものです!巷では月9など有名な時間帯のドラマが沢山あります。私がおすすめするのは朝ドラ。毎日15分だけ違う世界を感じられるのは良いストレス発散です。

ただしTVの難点はCMが入ること。どうしても違う情報が入ると集中する事が出来ません。無料なのでしょうがありませんが、出来ればCMを飛ばせるよう録画してみることをおすすめします。あっ、ちなみに朝ドラはNHKなのでCMが無くて良いですよ

カタルシスの注意点

こんな素晴らしいカタルシスですが問題もあります。それは「感情移入しすぎて戻ってこれない状況です」。心身ともに元気な方は問題ありませんが、過度のストレスにより心が大きく破壊されている人は要注意です。そのような状態で悲劇を見た場合、感情移入しすぎて負の感情がまし、開放するどころが更なる蓄積をしてしまうこともあります。

これは、私も経験した事ですが、苦しすぎて笑えないんです。登場人物が苦しんでる姿を見て「まさに自分じゃん」と思うとかなり心的苦しいですよね。その後、ハッピーエンドならいいですが、そのまま不幸で死にましたなんて結末だったら、「俺もそのまま死ぬんかな」なんて思ってしまいます。

よって、なるたけハッピーエンドの物をチョイスするか、一人ではいかずに誰かと一緒に行くことをオススメします。

 

まとめ

耳慣れないカタルシスという現象。どうでしたでしょうか?ストレス発散というと楽しいことをイメージしてしまうかもしれませんが、悲しいお話を聞いて涙を流すことでも発散できるのは驚きですよね。

世の中は様々な刺激がありますが、心が疲れてしまった時はゆったりとしたBGMのカフェなんかで小説を読みながら軽く涙ぐむなんて言うのも良いストレス発散方法になりますよ。

ストレス発散方法は一つでも多く知っておいて損はありません。楽しいことだけでなく悲しいことも選択肢に入れば、色んな発散を楽しめる為、新鮮さがまし効果が強くなります。心が壊れてしまう前に是非試してみてくださいね