2015/10/020 Shares

歯科医院で使われてる3+3つの身近な心理学!あなたは幾つ知ってました?

 

心理学。そう聞くと、自分とは全然関係ないような気がしますよね。毎日の生活で心理学なんて目にしない。そう思っている人がほとんどです。

ですが、心理学とは様々な分野に潜んでいるのです。 少し探せば、あっちこっちにあるものです。今回は「歯科医院」を対象に、実際に使われている心理学をご紹介します。

 

 

歯科医院って、どんなイメージ?

歯科医院。通称「歯医者さん」。あなたは、この言葉を聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?そう、「痛み」ではないでしょうか?虫歯の痛みが我慢できなくなって行く歯科医院。

虫歯の歯は削られるため、虫歯の痛みに加え削られる痛みにも見舞われる。

大抵、一回では終わらずに何回も足を運ぶことになりますよね。最初は治療と称し歯を削られ、虫歯の深度を図るためにレントゲンを撮る。そして、削った分を埋める銀歯を作るために、まずーーい味の形材を噛みしめます。

仮の詰め物も変な味がして「型ができる○週間後に再度きてください」なんて言われます。その後、訪れて銀歯を埋め込む時も違和感タップリ。詰め込まれても噛み合わせを調整するために薄っぺらい紙を何回も噛んで確認作業をします。

 

噛み合わせが上手くいかないと、銀歯をドリルで削るため甲高い切削音が頭蓋骨を響いて耳に届く。銀歯で済めばいいですが、虫歯の進行が進みすぎたら歯を抜くという大工事。

あぁ、この文章を読んでいるだけでも鳥肌が立ってきますよね。

そうなのです。歯科医院というのは書くも「痛み」を連想させる場所なのです。そのため、患者は毛嫌いしがちな場所。 そんな患者の不安や辛い思いを軽減するため歯科医院は心理学をうまく使っているんです。ご存知でしたか?

では、一つずつ紹介していきましょう。

 

使われている4つの身近な心理学

 

クラシック音楽などの穏やかなBGM

人は不安を感じると心拍が上がり呼吸が浅くなります。そうする事で交感神経が優位になり有事の際に戦闘するか退避するかのどちらかの「行動」に出れる準備をします。

落ち着け落ち着けと自分の中で問いかけ続けても逆効果。逆に、「自分は焦ってる。不安なんだ。怖いんだ」と逆暗示をかけている状態です。

それを解消するのがクラシックや緩やかな曲調の音楽。あなたも、歯医者で音楽を聴いたことはありませんか?

そう、音楽には人の心を動かす作用があるのです。これを見つけたのはアメリカの心理学者アウトシュトラーという人物。彼は、この現象を「同質の原理」と名付けたのです。

ヘビメタなど激しい音楽をかけると人は興奮し、ゆったりした曲調クラシック音楽は人を落ち着かせます。

その効果を使い、待合室での過度の緊張をとき不安を和らげているのです。

 

壁や白衣の色

音楽に続き色にも人の心に作用する力があります。歯科医院をはじめ病院をイメージした時に出てくる色は何ですか?

 

そう。「白」ですよね。白というのは純粋・清潔を与える色になります。やはり病院である限り清潔感は大切です。

 

清潔でない場所で治療されたら違う感染症になるかもしれません。そんな不要な不安を与えないために院内は明るい色かつ白系の色で統一されている事が多いです。白衣も同じ理由で白が基本色として採用されています。

ですが、今では病院=怖いというイメージを払拭させるために白ではない色を使うことも多くなりました。あなたが歯医者に行った時に見た周りの色はどんな感じでしたか?

 

そうです。淡い色を基調にしながら木など自然を採りこんでいましたよね。

 

昨今では清潔なのは当たり前であり、疑う余地がなくなってきました。よって、白にする利点が減ってきているのです。

なので「清潔感」よりも「安心感」を増すような色の使い方になっています。黄色の淡い制服を着ている歯科助手さんを見たことありませんか?

(たまに淡いピンクも所もありますが、あれは違う意図があるのかもしれません、、、)

 

あれも、イメージを柔らかくするために取り入れている物です。また、観葉植物や木の板などを取り入れることでも人は安心感を増幅させます。

なるたけ患者が落ち着けるように工夫がなされています。

 

歯科助手や歯医者の接触で痛みを和らげる

大人になってから、このような経験をすることはありませんが、小さい子供が痛みに顔男ゆがめる時、近くにいる歯科助手や歯医者はあることをします。

何だと思いますか?

 

それは、相手の体を障ったり、優しく話しかけるのです。そう、手を握ったり、ほっぺに手を添えたり、「大丈夫ですか?」と優しく問いかけたりしませんか?

顔を押さえつける訳でもなく、優しく包み込むように接触します。実は、これにも心理学が関係します。

ボディタッチや優しい声掛けは相手を安心させる効果があるのです。

歯の治療をする際は患者の視界は著しく狭くなります。病院によっても違いますが目にガーゼなどを被せてしまう所もあります。

そういった形で人の視界が著しく制限され、かつ、見えない口の中をいじくられて痛みを感じる。このような状況では不安や恐怖は強くなるばかりです。それを和らげるために歯科助手や歯医者はボディタッチをしたり優しく声をかけたりするのです。

無言でゴリゴリ歯を削られたら涙流すだけではすみませんからね。。。

 

会計カウンターにある飴玉効果

音楽と色を使って落ち着かせてくれた待合室。視界の狭さで不安や恐怖を膨らませながらもボディタッチや優しい声掛けで落ち着かせてくれた治療室。

ですが、治療に痛みが伴った場合、結局は嫌な印象を残してしまいます。

人は最後の印象を力強く記憶に刻んでしまいます。この効果の事を心理学では「ピーク・エンドの法則」と呼ぶのです。

これを提唱したのは心理学者であり、また、行動経済学者である「ダニエル・カーネマン」。彼は2002年にノベール経済学賞を受賞した人物であります。

痛い思いをして、最後にお金まで支払うという行為を行うことで最終的に健康な口内を手に入れたとしても嫌な思い出になってしまう。

それを和らげるために飴玉は一役かうのです。

飴玉などの「甘い物」を食べた時を想像してください。

なんか嬉しい気持ちになりませんか?

飴玉の糖分は吸収されることでドーパミンという快楽ホルモンを放出します。これにより最後に良い思いをしたことが記憶に残りトラウマが和らぐのです。

考えても見てください。

歯を治療したのに虫歯の原因になりやすい糖分を最後に渡すなんて、「また虫歯になってきてくださいね」って言っているようなものです。

ですが、本当はあなたの不安を和らげる効果を狙ったものなのですよ。

(本当は虫歯を再発させたいだけかもしれませんが、、、)

 

残り3つの心理学

さて、ここまで歯科医院への負のイメージを払拭するべく心理学をうまく活用している例をご紹介しました。

ここでは、ちょっとそれとは違うけど心理学で説明できる事象をご紹介しましょう。

歯医者に行くとスタッフの皆さんが美男美女だった経験ありませんか?これって、とっても高い確率で言われている事です。

試しに身近な友人に聞いてみてください。美男美女が多いと言うと思います。実はこれには3つの心理学的効果が発揮されているのです。

制服効果

これは一種の趣向を指して言っているのではありません。その点は誤解しないでくださいね(笑)

実は「制服を着ている人間は、それだけで対人への影響力が上がる」というものがあります。これが「制服効果」です。

警察官や自衛隊、消防隊のいう事って従いますよね?制服についているイメージが影響するのですが、制服を着てビシッとしているだけで影響力が上がり、信頼感もまし、好感度が向上するのです。

人は好感度が高い人間を好きと感じますので、まず第一段階好きな感情がましてしまいます。

 

吊り橋効果

この効果は知っている人が沢山いると思います。吊り橋などドキドキする場所に男女がいると恐怖による動悸が恋愛による興奮と勘違いされて恋に落ちやすいというものです。

歯医者でも視界は遮られ痛みを伴う処置がされます。それにより、心拍数は上昇し心臓はバクバク。そんな中で異性のスタッフを見れば通常よりも魅力的に見えること間違いなしです。

瞳は魅力の宝庫

瞳というのは他の部分よりも強い印象を与ることが分かっています。それにより、心理的興奮が促され、好意が上昇するのです。

思い出してください。処置中の歯科助手も歯医者もどんな顔でした?

マスクとキャップで瞳しか見えない状態だったことだと思います。

それによって、相手をより好意的に感じるのです。

 

このような三つの要因が重なり、歯医者にいる方々はかなり魅力が上乗せされているのです。もちろん、上乗せされなくても綺麗な方々が多いですよね。

 

まとめ

今回は身近な心理学の紹介として歯科医院を出してみました。思った以上に色々な心理学が潜んでいるのを知ってもらえましたでしょうか?

このように心理学は私たちの生活に沢山使われています。テレビコマーシャルなんかは最たる例ですね。

そんなことを知っているだけで、ちょっとした小話のネタになります。また、仕事やプライベートでも上手く活用できること間違いなしです。